ゴキブリの生態



ゴキブリと言えば、家の中に出てくるものです。
彼らを見ると、ただ「ゴキブリだ!」と恐れおののくのが正しいゴキブリバスター の姿でしょう。
しかし、敵を知ることも戦いには必要です。
さあ、レッツスタディーアバウトゴキ!



あなたの家に出たゴキブリって何?


日本の家には、主に以下の種類が生息しています。
(注意)クリックすると画像が出ますが、 心臓の弱い方はご遠慮ください
ちなみに、作者の家に出るのは主にクロゴキブリ。
そのせい、と言うわけではないが、クロゴキブリの神々しいまでの輝きを放つあの黒さ が嫌い。


彼らは一体どうやって生きていくのでしょうか?
食べ物は?



どうも、噂によると、彼らは 水だけでも生きられるらしいのです!
物も食わずに水だけで生きていくなんて、 修行僧 みたいな連中です。
しかし、もし本当にそうだとしたら、これは大変なことです。
水など、家中至るところにあるではありませんか。
もし、家中の水をすべて無くしたとしても、台所、風呂場、トイレ、そして洗濯 機に水は欠かせません。
そして、そのどれもがゴキブリには近付いて欲しくないところばかりではありま せんか!
下手に部屋中を乾燥させると、
洗濯されてピカピカになったゴキブリ
があらわれそうで、怖くてたまりません。



ゴキブリはどこから侵入するのか?

彼らが、家の外からやってくるのは間違い在りません。
夜間ともなれば、人間様の血と汗と涙によって作り出された公道をわがもの顔で のさばり歩いているのですから。
そして、手ごろな家を目標に定めて開いている窓から忍び込んでくるのです。
何だか、痴漢みたいだです。

大体、暗いところが好きなら外の方が暗くていいだろうにと思いませんか?
家の中じゃあ、電気が付いていて明るくってしょうがないだろうにと思うのです が、きっと彼らには彼らなりの考えがあるに違い在りません。
いや、もしかすると、家の中に入ってくるゴキブリは 変わり者なのかも知れません。
他のゴキブリの仲間達から疎外されて、やむなく危険極まり無い民家へと逃げ込 んでくる可哀想な連中なのかも知れません。だからと言って、手加減してやる義 理は全く在りませんけどね。

ちなみに、隣の家で バルサン をたくと逃げてくることがあるようです。
じゃあ、と思ってこっちでもバルサンをたくと、再び隣の家に逃げていくのでしょ う。
やはり、対抗策としては、近所で一斉にバルサンをたくというのが効果的ではな いでしょうか。
そうすれば、ゴキブリ撲滅、ご近所の雰囲気も良くなり、まさに一石二鳥。
きっと、 ゴキブリ撲滅推進区域 として市役所から表彰されること間違い無し!
いやあ、めでたいめでたい。



ゴキブリの卵

ゴキブリはホニュウ類ではないので、当然卵から生まれます。
しか〜し、なぜかゴキブリは卵を自分の体に抱えてウロチョロするらしいのです。
なんと、母性愛にあふれた生き物なのでしょうか。
もし、卵を抱えてカサカサしているゴキブリを見つけたら、何がなんでもつぶし て殺しましょう。
コンバットや、 バルサン では母親だけ死んで、その体から赤ん坊が生まれるという 奇跡が起きてしまいます。
母親のいない可哀想な子供たちを増やさないためにも、親とともに安らかな 眠りにつかせてあげるのが、せめてもの慈悲というものではないでしょうか。

なお、卵に火を近付けると爆発するようなので、

火気厳禁

です。


実は更に、恐ろしいことがあるんです。
なんと彼らは一つの卵から 40匹 も生まれるのです。40匹ですよ、40匹。

金城武なんて目じゃ在りません。

どう考えてもその家の人口はゴキブリの方が多い ことになるわけです。

居候のぶんざいで子供を作って子孫繁栄を企むとは、 なかなかアッパレな連中です。


ところで、ゴキブリの卵ですが、目撃情報によると

長さ1cmチョイ、幅6,7ミリはあるんじゃないのかな。色は、彼女より少し茶色 味がかったような色で。彼女同様、つやつやとしていました。
ひまっちょさん


だそうです。ちなみにここで言う彼女とは ひまっちょさんの彼女ではありません。
小豆に似ているというので、気をつけましょう。
黒ゴキブリの卵は黒いので、どうやら体の色にマッチした卵のようです。
なんというか、ゴキの卵はゴキって感じです。


ゴキブリってどこにでもいるの?

近づくのもいやなくらいの彼らです。
できることなら彼らのいない 夢の楽園 に住みたいと思うのが我々一般庶民のささやかな夢であることでしょう。
では、いったいどこに住めば奴等がいない幸せな生活をおくれるのでしょうか?

まず、一つは北の方です。
彼らは寒いところには住まないようなので北に行けば行くほど 彼らとの共同生活を営む可能性は減ってくることは容易に想像できる 次第であります。

しかしながら、彼らが住みにくいということは当然我々人間も住みにくいと言う ことであります。
どうせなら人間暖かい南の島などでぬくぬくと暮したいものであります。

では、北の寒い地方でない国ではいったいどうなのでありましょうか?
そう思い、みなさんからのお便りをチェックしてみたところ 驚くべき衝撃の事実 が浮かび上がったのであります。

なんと、
オーストラリアにも
タイにも
アメリカにも
ハワイにも
いるということがわかりました。
しかも、どの話にも
でかい
の文字が踊っているではありませんか。
ということは、どうやら世界中で 日本のゴキブリが一番小さい!!! という事が当然のごとく結論づけられたのであります。


うかうかと海外逃亡などは考えずに素直に 日本で 小さい彼ら と戦っていた方が良さそうです。


その後寄せられた目撃談より現在最も小さいゴキブリ が存在するのは モンゴルであろうということになりました。
さあ、みんなで
モンゴルへ行こう



ゴキブリの寿命って?
人類の敵たるゴキブリですが、彼らの寿命には みなさん多大な興味を抱いていることと思います。
そんなみなさまのご期待にお答えして T2さんが 理科年表で調べてくれました。
しかし、ゴキブリの寿命が理科年表に乗っているなんて・・・
どなたかが、奴らの妊娠期間(孵化までの時間?)について書いてたので、調べてみました。理科年表によると、
チャバネゴキブリ
産卵数:218-267
発生 :17日
幼虫 :40-42日
成虫 :80-232日
奴らの命は約300日ってことですかね。

もうひとつ、理科年表には、ワモンゴキブリについて出ていました。
ワモンゴキブリ
産卵数:200-1000
発生 :32-58日
幼虫 :285-616日
成虫 :102-558日
こいつらはかなり長生き。

クロゴキブリ
産卵鞘数(一生):20-30
卵期間     :約40日
1卵鞘中の卵数 :24-26
幼虫期間 :約150日
成虫の寿命 :約200日

ワモンゴキブリはえらく寿命に開きがあります。
最長で1232日も生きちゃいます。
3年半くらい無駄に長く生きちゃう ので、注意しましょう。

ところで、寿命があるということは、彼らも老衰で死ぬことがあるということで す。
しかし、彼らの老衰で死んだ死骸はいったいどこにあるのでしょうか。
とりあえず作者は自分で殺したゴキブリと、勝手に自滅したゴキブリしか 見たことがありません。
というより、家に住んでいるとほとんど 寿命が来る前に 殺されちゃいそうな気もしますが。



なお、ゴキブリについての情報はこちら までどうぞ。

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